エルメススカーフカレ90 問い合わせ人気ランキング 2025

2025.09.12

■ エルメススカーフカレ90とは？

・カレ90って何？

エルメスの代名詞ともいえるシルクスカーフ《カレ90》。「カレ」はフランス語で「四角」という意味です。「カレ90」は、だいたい 90cm四方の正方形のスカーフのことを言います。大きさ的には、首に巻いたり、バッグに結んだり、肩にかけたり、いろんな使い方ができる便利なサイズです。一枚まとうだけで装いを格上げするその存在感は、まさに「身に着ける芸術」です。

・スカーフの素材

エルメスのカレ90は 100%シルクで作られています。シルクはとても滑らかで光沢があり、肌触りも気持ちいい素材です。スカーフの縁（ふち）はすべて手で巻かれています。これは「ルロタージュ仕上げ」と言って、とても丁寧で特別な作り方です。使うときも軽くて柔らかいので、首に巻いても痛くなりません。

【ブログ】エルメスのシルクにはある国と深い関わりが・・・あった？

・デザインと特徴

エルメスのスカーフは 1937年に初めて作られました。実はカレには数えきれないほどのデザインが存在し、それぞれにブランドの歴史や馬具工房としてのルーツ、さらには世界の文化や自然をモチーフにしたストーリーが込められており、アート作品のようなものです。種類が豊富だからこそ「どれを選んだらいいのか迷ってしまう…」という声も多いですが、そんなときに参考になるのが“定番人気柄”です。

そこで今回は、当店に寄せられた問い合わせの多い《カレ90》の名柄の上位5つをご紹介します。

【ブログ】エルメススカーフカレ、そのタグの年代はいつ頃？見分け方をご紹介！

■ エルメスカレ90 人気柄ランキング TOP5

第1位 Brides de Gala(ブリッド・ドゥ・ガラ)

エルメス不動の人気No.1スカーフ。儀式用の馬勒（ばろく＝馬具）を左右対称に描いた、エルメスを代表するデザインです。1957年の登場以来、最も知名度が高く、中古市場でも常に安定した人気を誇ります。カラーやバリエーションも豊富で、世代を超えて愛され続ける“永遠の定番”です。

第2位 Ex-Libris 系(エクスリブリス)

エルメスの家紋をモチーフにした伝統柄。1946年発表。エルメス家の紋章を中央に配したクラシカルな一枚。ブランドの歴史や気品を象徴するデザインで、『Ex-Libris ◯◯◯』などの派生アイテムが沢山あります。逆にシンプルな初期の『Ex-Libris』は現在入手困難であり、コレクターからも人気です。

第3位 Les Cavaliers d’Or(レ・キャヴァリエ・ドール/黄金の騎士)

騎士と馬具を描いた重厚な名作。1975年発表。古代スキタイ族の黄金の装飾品をモチーフにしています。中央には、金色の装飾が施された馬具や装飾品が配置され、騎士や神話的な動物たちが描かれています。クラシックな雰囲気が魅力で、コレクター人気も高い柄です。

第4位 Astrologie 系(アストロロジー/星占い)

星座と占星術をテーマにした幻想的なデザイン。1963年発表。華やかでロマンチックな雰囲気が魅力。カラーバリエーションや『Astrologie ◯◯◯』などの派生アイテムも豊富で、女性に人気の高いスカーフです。

第5位 Les Rubans du Cheval(ルバン・デュ・シュヴァル/馬のリボン)

軽やかな馬具リボンのデザイン。1980年代発表。エルメスらしい馬の世界観を表現。『ブリッド・ドゥ・ガラ』に次ぐ“馬具モチーフの定番”です。カジュアルにも使いやすく、幅広いシーンで活躍します。

◆ スカーフランキングまとめ

いかがでしたか？

「どの柄を選んでも間違いなし」なのがエルメスのカレですが、特にこの5つの柄は長年にわたり世界中で愛されてきた逸品ばかりで、当店での問い合わせが多い柄でした。スカーフは初めてという方には不動の王者《ブリッド・ドゥ・ガラ》。クラシックが好みの方には《エクスリブリス》や《レ・キャヴァリエ・ドール》を。使いやすさで言えば《ルバン・デュ・シュヴァル》はおすすめです。最後に女性人気が高い《アストロロジー》はプレゼントにもいいかもしれません。これからスカーフを選ぶ方はもちろん、コレクションとして楽しみたい方にも参考になれば幸いです。

以上、エルメススカーフカレ当店問い合わせ人気ランキング 2025でした。

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