エルメス スカーフ カレ、そのタグの年代はいつ頃?見分け方をご紹介!
2023.04.03
カテゴリ: HERMES(エルメス)
■エルメス スカーフの年代について
毎年 春夏(SS)と秋冬(AW)の年2回ペースで新作が発表されるエルメスのスカーフ『カレ』。
新しいデザインは年間テーマに沿ったものになるようです。
『今回はどんな感じかな?』
発表前から心躍らせる方は多いのではないでしょうか?
ちなみに、2023年の年間テーマは
『Astonishing Hermès!』
(驚きの発見)
そんなカレが誕生したのは1937年。
記念すべきカレ第1号は
『オムニバスと白い貴婦人のゲーム』
(Jeu des omnibus et dames blanches)
ユーゴ・グリッカーさんがデザインしています。
ちなみに、ツイリーは2003年に初めて登場したアイテムで、初代ツイリーは今でも人気のこちらのシリーズです。
エルメスでは人気のスカーフは何度も復刻販売しており、同じデザインのスカーフでも年代に大きな幅があります。
それを判別する1つの要素がタグです。
タグの形である程度の年代が分かるようになっています。
今回はそのタグの見方を簡単に紹介いたします。
◆タグから読み取る年代
・白い短いタグ
1950年代~
とてもシンプルでフランス語で100% SOIE(シルク)とあるのみ。
・白いタグ
1960年代~1980年代ごろ
全てフランス語で記載されています。
・白い長いタグ
1990年代頃~2000年頃まで使われていたものです。
6cmくらいあります。
左側がフランス語。
右側が英語なのが特徴です。
・白い中ぐらいのタグ
2010年頃から使用されています。
3cmくらいの長さのタグです。
フランス語のSOIEと英語のSILK。
100%の表記は1つになりました。
・茶色、または黒いタグ
2016年頃から白から茶、黒のタグになりました。
黒は現在も使われているタグです。
ただし、同じ黒でも新しいものと古いものがあります。
この□の中に○がありxが付いているマーク。
タンブル乾燥はダメ!という意味のマークなのですが、2016年の法改正により記載が追加されたマークです。
よってこれがあるものは2016年以降のタグです。
・白、もしくは黒で短い太めのタグ
これらは2017年以降のタグです。
英語のSILKがなくなり、
フランス語のSOIEのみに変更されました。
先程も述べた通り、
2016年以降のタグにはタンブル乾燥に関するマークが追加されていますので、このタグの形でそれが無いのは怪しい・・・と思ったほうが良さそうです。
◆まとめ
いかがでしたか?
スカーフに付いているタグの形により、大まかではありますが製造された年代が分かりました。
スカーフを選ぶ際は大体デザインで決めると思いますが、同じ柄で状態も似ているようであれば、新しいタグが付いているものを選んでみてはいかがでしょうか?
以上、エルメス スカーフのタグについて、
簡単ではありますが説明させて頂きました。
また1つエルメスの知識を得たところで、
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