エルメスのシルクにはある国と深い関わりが・・・あった?
2023.04.08
カテゴリ: HERMES(エルメス)
▶エルメスと“ある国”の意外な接点?
エルメスと言えば全てにおいて最高級!
そんなイメージがありますよね。
実際に一流のデザイナー。
一流の職人。
一流の素材などなど、
ラグジュアリー界のトップを走り続ける
エルメスには一切の妥協も許さない
プライドすら感じます。
そんなエルメスが扱うシルク製品。
当然ながらこちらも最高級のシルクが
使われているのですが、
果たしてこれらのシルクは
どこの国で作られているかご存知ですか?
(正解はこの中にあります)
■エルメスのシルクはどこ製?
実は日本なんです!
と言いたいのですが残念ながら違います。
正解はなんと
情熱の国 ブラジルです!
(Olé~ Olé Olé Olé~♪)
生産量で言えば中国が
圧倒的に1位なのですが、
品質という点でいうと
シルクの聖地とも呼ばれる
“ある企業”があるブラジルが
世界のトップと言っても過言ではありません。
その企業とは『BRATAC』と言います。
■シルクの聖地?
BRATAC=ブラタク
この会社名はある名称の略なのですが、
なんだか分かりますか?
それは日本の国策組合
「ブラジル拓殖組合」の略称なのです。
まさかの日系企業!
1927年、日本政府による移住政策の一環
として誕生したブラジル拓殖組合。
現在は独立しておりますが、
西半球では唯一紡績工場を持ち、
日本の伝統技術、理念は
そのまま受け継がれているそうです。
『正直な仕事をすること』
『モノ作りは品質で競争力をつける』
これらをモットーに高品質のシルクを
作り続けてきた結果、
実にエルメスの90%のシルク製品に
ブラタク社のシルクが使われているそうです。
とにかく他のシルクと比べ、
発色の良さが違うとのことで、
エルメス以外にも世界中に輸出されています。
日本でも着物やネクタイなどにブラタク糸を
採用しているメーカーが複数あります。
なんか少なからず日本が関連してると聞くと嬉しいもんですね。
そんな日本とも浅からぬ縁がある
エルメスのシルク スカーフ、
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