【シシィ・ジャポン マガジン Vol.27】今週の一品。 エルメス ボリード1923 25 トリコロール

2024.04.05

カテゴリ: SiSSY.Japon Magazine

 

◆ SiSSY.Japon Magazine

今週の一品。

HERMES ボリード 1923 25 トリコロール U刻印


今週は『ボリード』について少しお話させていただきます。

ボリード 1923

 

ボリードは、実はケリーよりも歴史が古く、1923年に誕生しました。当時は、ファスナーが付いたバッグはありませんでした。エルメスの3代目だったエミール・エルメスは、軍用に使う革を調達するため訪れていたカナダで、自動車の幌を留めておく金具ファスナーに出会います。

今では当たり前に存在するファスナーですが、1893年からユニバーサルファスナー社で生産され始めていましたが、まだまだヨーロッパでは知る人はほとんどいませんでした。しかしエミールは「バッグの開口部に使ったらいいのではないか?」と思いつきます。たくさん物が入るうえに簡単に口を閉じられて中身が散乱する心配もない…そんなバッグがあったら便利ではないかと考えたのです。

【ブログ】世界初の◯◯が付いたバッグ!それがエルメスのボリード

 

 

発売当初はイタリアの「ブガッティ」という高級車のフロントグリルに似た形状であったため「ブガッティ」と名が付けられたと言われています。

似てる?

 

その頃は、ブガッティ社でも同様の物を販売していたそうで、その後、差別化するために1923年にフランス語でレーシングカーを意味する「ボリード」と改名されたそうです。実はとても活動的なコンセプトを持つバッグなんです。

 

【ブログ】エルメス ボリード1923 新型と旧型の違いは?

 

 

 

 

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