【完全保存版】エルメス バーキンの真贋判定方法|本物と偽物の見分け方・素材別特徴・怪しいサイン
2025.12.10
カテゴリ: HERMES(エルメス)
【完全保存版】エルメス バーキンの真贋判定方法|本物と偽物の見分け方・素材別特徴・チェックリスト
エルメス バーキンの真贋判定で、実際の鑑定士が観察している「一般的に公開できるチェック項目」をまとめました。
形・素材・ステッチ・金具・香りなど、観察可能な範囲に限定し、秘匿仕様や再現可能な情報は含みません。
目次
1.エルメス バーキン 真贋判定の必須チェック項目

1. 全体のプロポーション(フォルム・縦横比)

✔ 本物の特徴
- 側面の台形シルエットが安定している
- ハンドルの左右の高さが揃っている
- 倒れにくく、自立が自然
✘ 怪しい例
- 側面が丸すぎる/直角すぎる
- ハンドルの高さが左右で違う・根元がぐらつく
- 素材が全体的に硬い
2. ステッチ(縫製)の質

✔ 本物の特徴
- 手縫いのサドルステッチでテンションが一定
- ステッチが均一で細かい
- コバ(エッジ)の仕上げが滑らか
✘ 怪しい例
- ステッチの長さにムラがある
- 糸が浮いている・テンションが弱い
- コバの波打ち・気泡・色ムラがある
3. 金具(メッキ・刻印)

✔ 本物の特徴
- 表面が滑らかでギラつきがない
- 刻印の深さが均一
- 手彫り感がある
✘ 怪しい例
- 金具に微細な凹凸やムラがある
- 刻印が浅すぎる or 深すぎる
- 保護フィルムが極端に厚い(偽物に多い)
4. 素材(レザー・質感・香り)

✔ 本物の特徴
- 自然な弾力・柔らかさ
- 控えめなレザーの香り(化学臭が無い)
✘ 怪しい例
- 極端に軽い/重い
- プラスチックのような感触
- 接着剤や樹脂の強いニオイがある
5. 内部刻印(シリアル)

✔ 本物の特徴
- 刻印の深さが自然
- フォントに歪みがない
- 圧が均一
✘ 怪しい例
- フォントが不揃い・エッジが粗い
- 刻印の深さが極端に浅い/深い
- 字体が極端に大きい
6. 付属品(カデナ・保存袋・クロシェット)

✔ 本物の特徴
- カデナに適度な重量感と滑らかさ
- 保存袋の布がしっかりしている
- 保存袋の印字が綺麗にされている
✘ 怪しい例
- カデナが軽い・合わせ目が粗い
- 保存袋のロゴが滲んでいる
- 保存袋の縫製が汚い
7. 重さ・バランス(総合評価)
✔ 本物
- 置いたときの安定感が高い
- 重量バランスが自然
✘ 偽造に多い例
- 極端に軽い/重い
- 置くと左右に傾く
2.プロ鑑定士が特に注意する「怪しいサイン」まとめ

- ・金具表面のぎらつき、メッキのムラ
- ・レザーの模様が全体的にバランスの悪い配置になっている
- ・ハンドルの左右取付けが非対称
- ・ステッチが均一ではない
- ・刻印のフォントが粗い
- ・化学臭が強い
- ・付属品の造りが極端に粗い
3.素材(レザー)別:本物の特徴と観察ポイント


① トゴ(Togo)
- 粒が大きく立体感がある
- 押すとゆっくり戻る弾力
- 柔らかく自然な凹凸
✘ 不自然な例
- 粒が平面的・印刷のよう
- 硬すぎる or ゴムのような弾力

② エプソン(Epsom)
- 均一でシャープな型押し
- マット感のある表面
- 自立性が高い
✘ 不自然な例
- 粒が丸すぎる・不規則
- 極端に生地が硬い

③ スイフト(Swift)
- きめ細かく滑らかな表面
- 光で表情が変わる
- 傷がなじみやすい
✘ 不自然な例
- ビニールのように均一
- 柔らかすぎて自立しない

④ トリヨンクレマンス(Clemence)
- しっとり柔らかく重みがある
- 大きめで丸い粒
- 底が沈みやすい(特徴として)
✘ 不自然な例
- 粒が均一すぎる
- ざらざらしすぎる表面
4.まとめ:バーキン真贋チェックの基本手順
バーキンの真贋鑑定は、素材 → 形状 → 縫製 → 金具 → 付属品 → 総合バランスの順でチェックしております。
- 職人による手作業品の為、部分的な完成度よりも全体の整合性を重視
- 素材の質感・重さ・香り・経年変化を総合的に評価
- 異常な軽さ・重さ、左右非対称、化学臭などは要注意
安全な範囲の観察ポイントを身につけることで、バーキンの真贋判定精度を格段に向上させることができます。
※この記事は、安全に公開できる観察ポイントのみを元に作成しています。真贋判定を断定する要素や秘匿情報は含まれていません。
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