【シシィ・ジャポン マガジン Vol.114】今週の注目商品。エルメス ポンチョ ニュー・リブリス クラフト カシミヤ/シルク
2025.12.12
カテゴリ: SiSSY.Japon Magazine
◆ SiSSY.Japon Magazine
今週の注目商品 |
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HERMES エルメス ポンチョ ニュー・リブリス クラフト |
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エクスリブリス(蔵書票)の図案を、ジャカード織りで表現したストール型ポンチョがあります。今回は、この「エクスリブリス」という柄についてご紹介します。
1923年、エルメス3代目当主のエミール=モーリス・エルメスは、自分のたくさんの蔵書に貼るための“蔵書票=エクスリブリス”を作ろうと考え、ラベルのデザインを手がけました。元になったのは、フランス人画家アルフレッド・ド・ドルーの絵画『繋がれた馬車、待つ御者』です。この絵には、主人の帰りを待つ従者と馬車が描かれています。
エミールはその絵に、自分のイニシャル「EMH」と、ギリシャ神話で神・ヘルメスの象徴とされる「カドゥケウス(2匹の蛇が巻きついた杖)」を組み合わせ、自分専用の蔵書票をデザインしました。このデザインをもとに、現在エルメスでも使われている柄「エクスリブリス」が生まれました。
描かれたパーツにはそれぞれ意味があり、四輪馬車は“旅・自立”、従者は“支える姿勢”、カドゥケウスは“エルメスというブランドそのもの”、そして空の御者台は“行き先を決めるのは自分自身”を表しています。こうした背景から、エルメスでは「エクスリブリス」は“このブランドの主役は職人でもデザイナーでもなく、使う人であるあなたです”というメッセージを込めた柄だと言われています。
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