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HERMES ハンドバッグ ヴァルパライソPM 

キャンバス地(トワルシェブロン)にレザーのフラップが付いたバッグ、『ヴァルパライソ』…チリ中部にある太平洋に面した「天国の谷」の意味を持つ港湾都市で、迷路のように入り組んだ歴史のある美しい街並が2003年にUNESCOの世界遺産に「バルパライソ海港都市の歴史的な町並み」として登録された美しい街の名前が由来とされています。2006年、エールライン、フールトゥの生産終了の際、アカプルコと共に新たなカジュアルバッグとしてデビューしました。

素材のキャンバス地「トワル シェブロン」とは、シェブロン(ヘリンボーン)の形に1つの糸は染め、もう1つは自然のままの2つの糸で織り上げたコットンキャンバスのことです。このキャンバスは柔軟性と耐久性に優れており、エルメスでは様々なレザーと組み合わせで使われています。

【ブログ】エルメスのヴァルパライソってどんなバッグ？

ヴァルパライソは人気トートバッグ『ガーデンパーティ』をベースに作られたと言われています。ヴァルパライソの特徴であるレザー製フラップ（蓋）が付き、ガーデンパーティよりも内側が見えずらいため安全性が増し、便利な キャンバス素材の取り外し可能なポーチも付いており、収納力に優れ、使い勝手の良いバッグです。

発売当初、エルメスにしては価格もリーズナブルだった為、普段使いにこのバッグを買い求める方が多くいらっしゃいました。しかし現在は廃盤となっていて、中古での流通品でしか手に入れる方法が無いため、美品のヴァルパライソに出会えるのがなかなか難しくなっています。

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