【シシィ・ジャポン マガジン Vol.85】今週の注目商品。エルメス ブレスレット シェーヌダンクル GM 16コマ

2025.05.23

カテゴリ: SiSSY.Japon Magazine

 

◆ SiSSY.Japon Magazine

今週の注目商品。

HERMES ブレスレット シェーヌダンクル GM 16コマ


今回はシェーヌダンクルの「時代ごとの特徴」を取り上げます。

シェーヌダンクルは1937年に4代目社長ロベール・デュマが海岸を散歩していた時に、船と港を繋ぐ錨のチェーンにインスピレーションを受けデザインされたと言われています。その後、オーダーではないエルメス初のシルバーアクセサリーとして1938年に発売されました。

 

【ブログ】エルメス シェーヌダンクルとは?2025 サイズ・定価も徹底解説!

 


しかし、現在主に流通している“ヴィンテージ”と呼ばれるシェーヌダンクルはだいたい60年代製造の物を指します。その時代の特徴はシルバー800という素材が使われていて、コマの形がやや四角く、個体差がある物が多く見られます。そして70年代からはシルバー925になり、フランス製の銀製品に刻まれるホールマーク(品質証明印)の一つ、ミネルヴァ刻印になります。ロゴは主に70年代~80年代は「HERMES PARIS」の筆記体刻印がリングの部分に打たれるようになり、比較的刻印がわかりやすく、コマの形も丸みが出て、現行のデザインに近くなります。

 


90年代後半のマルジェラ期は刻印がコマに入るようになり、「HERMES」のスタンプ型になります。そしてリング部分にホールマークとメーカーズマークの刻印。

2000年代から刻印自体がレーザーになり、製造の技術も向上して個体差がほぼなくなりました。

 

シェーヌダンクルは様々な年代によって特徴があり、そして、シルバーという特性上、持ち主が愛着を持って着用する事により、世界に一つのシェーヌダンクルが誕生します。

 

 

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