Valentino Garavani ハンドバッグ マイロックスタッズ ミディアム

Valentino創業者であるヴァレンティノ・ガラヴァーニは1932年、北イタリアのヴォゲラに生まれました。「ヴァレンティノ」というファーストネームはイタリアの俳優にちなんで母親が名付けたそうです。

1949年ミラノにあるサンマルタ専門学校のファッションスケッチ課程に入学。翌1950年パリ・オートクチュール組合学校サンディカに入学し様々な賞を受賞しました。1960年に地元の名手である父親からの支援と、ビジネスパートナーのジャンカルロ・ジャンメッティと共に、イタリアの首都ローマのコンドッティ通りに1960年ブランド「ヴァレンティノ（VALENTINO）」を始めます。その後の活躍の場は広く、1980年代は国内外で称号や勲章が授与され、84年にはサラエボオリンピック（冬季）とロサンゼルスオリンピック（夏季）にてイタリア選手団が着用する公式ユニフォームをデザインしています。

1984 ロサンゼルス五輪ユニフォーム

1998年ブランドの経営権を売却しますが、クリエイティブディレクターとして、2008年の勇退までブランドに残りコレクションを発表していました。その後に、名コンビとなるイタリア人女性デザイナーのマリア・グラツィア・キウリ、イタリア人男性デザイナーのピエールパオロ・ ピッチョーリが様々なデザインを生み出し、のちにブランドのアイコンとなる「ロックスタッズ」も、この名コンビより生まれました。

「マイロックスタッズ」

2016年キウリが「ディオール」に移籍し、約8年間務めた共同クリエイティブディレクターは解消され、ピッチョーリはVLTNの文字が大きくプリントされた「VLTNコレクション」を手掛けるなど、世界で注目されるデザイナーとして、現在もブランドを牽引しています。

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