Cartier カルティエ タンクフランセーズSM

カルティエを代表する「タンク」シリーズは、第1次世界大戦に登場した戦車のフォルムにインスピレーションを受け、1917年に塹壕戦で活躍したルノー型戦車の俯瞰図からヒントを得たタンクシリーズの原型「タンク・ノルマル」がデザインされました。

その後、「タンク・フランセーズ(フランス)」、「タンク・アメリカン(アメリカ)」、「タンク・シノワーズ(中国)」や「タンク・アングレーズ(イギリス)」などの国をイメージしたシリーズや、「タンク・アロンジェ(引き伸ばす)」、「タンク・ディヴァン(長椅子)」など、フォルムのイメージを元に名前が付けられたものなどもあります。

その中で現在も人気の高い「タンク・フランセーズ」が発表されたのは1997年のこと。今から約30年ほど前です。

従来のタンクシリーズの特徴を受け継ぎながら、戦車のキャタピラーを模したベルトとケースが一体となったデザインで、クラシックなイメージの中にモダンを感じさせる唯一無二のデザインが誕生しました。

ケースとブレスの一体感から、一見すると縦長の長方形に見えますが、実はタンクフランセーズの文字盤は“調和の象徴”の正方形になっています。

そして、タンクシリーズのリューズには人工のブルースピネルが施されています。

スピネルは2021年の12月から新たに8月の誕生石のひとつに…ブルースピネルの石言葉は「成功」「カリスマ性」「純粋無垢」「無邪気」「好奇心」。新たな門出にふさわしい意味を持ち合わせています。

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