THE ROW ハンドバッグ ソフトマルゴー10

昨年から私が気になっていた「クワイエット・ラグジュアリー（ Quiet Luxury）」を今回はお話しさせていただきます。

「クワイエット・ラグジュアリー」とは文字通り「静かな」「控えめな」ラグジュアリーのこと。一目でハイブランドだと分かるようなロゴやブランド名は無く、他人から見られる前提の主張も無く、自慢することを必要としない。抑えた色や柄、素材の上質さがあり、気品ある装い。控えめで穏やかでありつつ、クラス感はしっかり出すところに特徴があります。

2019年に俳優グウィネス・パルトロウのスキー事故の裁判での法廷ファッションから注目されはじめ、

 

 

 

 

 

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また、ドラマ「メディア王 〜華麗なる一族〜」のロイ一族の控えめな富裕層ファッションも話題となりました。

もう一つの流行のキッカケは、近年のサステナブル（持続可能）な社会の流れです。

「Less is more<レス・イズ・モア>（少ない方が豊かである）」の考え方が、上質を好む人々にクワイエット・ラグジュアリーを浸透させる要因にもなったようです。もちろん、ロゴがあるバッグであれ、誰からも一目でブランド品だとわかるバッグであっても、それらを長く愛用することはサステナブルの大切な要素の一つです。たとえ高額だとしてもそれらを購入し、長く使い続ければ、それだけ環境にも優しく有意義なお金の使い方になる・・・というわけです。

クワイエット・ラグジュアリーを代表するブランドと言えば

「ザ・ロウ」

「ブルネロ クチネリ」

「マックスマーラ」などが挙げられます。

まずは自分の出来る事から『Less is more<レス・イズ・モア>』の精神で「クワイエット・ラグジュアリー」を意識してみたいと思います。

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