TIFFANY ティファニー ボーンカフ

ティファニーの数あるジュエリーの中で、傑作のひとつに数えられる「ボーン カフ」。

1970年代、デザイナーのエルサ・ペレッティによって生み出されました。

余計な物を削ぎ落としたシンプルなデザイン。金属で作られている事を忘れさせるような滑らかなフォルムが魅力の一つです。

イタリア出身のペレッティが、頭角を現したのは1960年代後半のNY。アメリカを代表するデザイナー、ロイ・ホルストンのミューズ兼モデルとして活躍。そして彼女はジュエリー制作にも携わる事に。アンディ・ウォーホルやヘルムート・ニュートンとも親交があり、注目を一身に浴びることになります。

彼女のデザインは自然の造形美から着想を得ています。直線を一切引かず、波や豆、骨など自然の風景や造形が、彼女の世界感を作り上げていて、70年代の流行と見事にリンクしました。

その中で生み出された「ボーン カフ」はその名の通り、骨にインスピレーションをうけています。このシリーズは肌にしっかりと沿うようなデザインです。そのため「右手用」「左手用」などあり、手首の構造を見事にアクセサリーに表現している唯一無二の芸術作品なのです。

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