GOYARD ゴヤール アーディPM トートバッグ

今回は『ゴヤール』のお話をさせていただきます。

日本では十数年前から多くの人に知られ始めたブランドの一つです。しかし、その歴史は古く、あの「ルイヴィトン」よりも歴史があります。1792年に創業した「メゾン・マルタン」が旅行用の木箱や梱包用品の専門店としてスタートし、1853年に「メゾン・ゴヤール 」に社名を変更し今に至ります。

1892年にゴヤールの象徴とも言えるキャンバス地「ゴヤールディン」を発表。代々ゴヤール家が営んでいたイカダを始めとする木材運送業から発想し開発されました。印象的な模様は薪を表し、綿と麻で織られたキャンバス地に天然塗料を重ねて作らています。耐久性と耐水性に富み、旅行用バッグなどの商品になり、優れた機能性から大変人気となりました。しかし、その素材の製造過程は門外不出とされ、ブランドを象徴するアイコンとして今に至ります。

長い歴史のなかで角界の著名人から愛されてきたゴヤール。その証として顧客名簿の中には、ロックフェラー家、ロマノフ家、 ピカソ、コナン・ドイル、カルティエ、シャネル、ランバン、バレンシアガなど、一度は耳にしたことがある名ばかり。その素材の良さと機能性、デザイン性は現代の私たちをも魅了して止まないです。

トートバッグと言えば…『GOYARD』ですね。

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