エルメス セリエ時計?セリエバッグ?セリエリング?セリエとはなに?
2023.08.21
カテゴリ: HERMES(エルメス)
■ エルメス セリエ(Sellier)とは?
エルメスのセリエと聞くと、大勢の方が丸いモチーフに『HERMES PARIS』と刻印されたこちらを連想すると思います。
ネックレスだけではなく、
リング
腕時計
ブローチ
ボタンなど、様々なものに使われています。
しかし、「セリエ(SELLIER)」とは特に馬具や馬具の製造において、伝統的な革細工における特定の種類の職人・技と専門知識を指します。エルメスは中縫いを使用して革片を手縫いする「COUSU SELLIER(クージュ セリエ)」という技術の熟練でも知られています。cousu(クージュ)とはフランス語で『縫う』という意味です。
クージュセリエとは靴や財布など、ステッチを表面に見せる縫い方です。1つの穴に対して両サイドから糸を入れて縫う為、とても頑丈になります。ミシン縫いではなく手縫いのため、とても時間がかかるが、その分、非常に丈夫なんだそうです。エルメスでは昔からこの技法を取り入れているのですが、特にエルメスが発祥というわけではなさそうです。
ですので、このモチーフのことを「セリエ」と呼ぶのはどうやら日本だけ?なのかもしれません。
上記の通り職人技を指す言葉のため、海外では「セリエ(Sellier)」といえば外縫いのバッグのことを言います。
外縫いのバーキンも『バーキンセリエ』と言います。
それに対し内縫いのバッグは「Retourne(ルトゥルネ)」と呼ばれています。
では、日本でいうところの『セリエ』は海外ではなんというのでしょうか?
それは
『Clou de Selle(クルードセル)』です。
◆ クルードセル(Clou de Selle)とは?
「Clou de Selle(クルードセル)」は日本語にすると「鞍の釘(くぎ)」を意味します。
エルメスの製品の多く、特にレザー バッグやアクセサリーに見られる独特の装飾要素を指します。
これは小さな装飾用の釘またはスタッド鋲で、ハンドルやストラップの取り付け部分など、革製品の負荷がかかる部分を補強するためによく使用されます。
エルメスにおいての「クルードセル」は、馬具と馬具の工房としてのブランドの起源を反映し、乗馬をテーマにしたデザインモチーフです。
これは通常、馬蹄形の小さな金属片または金具で構成されており、装飾目的と機能要素の両方に使用され、鞍作りに使用される釘や鋲と同様です。
このデザインのディテールはエルメスの代名詞となり、多くの製品に見られる特徴となっています。
それはブランドの伝統と、職人技と高級感へのこだわりの証と言っていいのではないでしょうか?
◆ セリエとクルードセルの違いは?
「セリエ」は馬具や馬具の製造において、伝統的な革細工における特定の種類の職人・技と専門知識。
「クルードセル」はエルメスの革製品の装飾アクセントとして使用される鞍の釘や鋲のデザイン要素。
したがって、「セリエ」と「クルードセル」はどちらも乗馬のテーマとエルメスの革職人・技に関連していますが、
前者は革細工の技術と伝統。
後者はデザイン要素という異なる側面を指しています。
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